2010年10月3日日曜日

ヴィンタートゥール展

改めてモディリアーニの凄さを実感した。実感というのも変な話だが。念のため、モディリアーニの作品はヴィンタートゥール展には展示されていない。強いて言えば、マリウス・ボルジョーの『町役場の中、選挙』。これは空間描写が素晴らしかった。もう一枚はアドルフ・ディートリッヒの『エシュリバッハの冬の風景』。依頼者の写真から起こしたとの事らしく、構図は平凡だが、色と曲線が描画技術としてみると素晴らしいと思った。

ゴッホの郵便局員は面白いのだが、如何にも洋服が手抜き見えた。書きかけというか、100じゃない感じが漂う。ルソーの赤ん坊は利かん坊だがイラストという感じが拭えず、(赤ん坊らしからぬ赤ん坊という意味で)ベタな表現に感じ入る事が出来ない。

素人には奥が深すぎたか。

公式サイトのみどころによるとブラックもあったようだが、全く気づかなかった。非常に混雑していて、遠目で飛ばした入り口付近にでもあったのだろうか。残念。だがもう一度1300円払って探しにいく気にもなれず。残念(2)。

写真掲載サイトがあったのでmemo。

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