2010年10月17日日曜日

白戸次郎

白戸次郎のマグカップが貰え、iPhone4の本体が実質ゼロ円で買え、しかもパケット定額フラットで4410円で使い放題。そんな素敵な条件を、完全に忘れ去ってしまう事件が怒った。

iPhone4だけなのかどうか知らないが、知らない相手が勝手に留守電を入れると、電話のアイコンに赤い○がついて非常に目障りな状態に陥る。これを解除するには留守電のメッセージを消去するしか方法がないのだが、留守電を消去するには、メッセージを再生しなければならない。ところがこれには、

30秒あたり21円の料金がかかる

しかも再生したから良いだろうと思い、すぐ電話を切ると、まだ目障りな赤丸が消えない。仕方なく、もう一度1416に電話すると、勝手に保存されてしまっている。しかもそれも再生しないと削除できない。そして再生するには30秒あたり21円かかるのだ。つまり、削除するには、聞くに堪えないメッセージを最後まで再生し(聞かないと再生の終わりが分からず、いつまでも再生していると30秒あたり21円かかるので、30分もほっといてそろそろ良いだろうというわけにはいかない。まあ留守電の保存時間制限はあるだろうが何分か知らないし)、その上で削除するしかないのだ。

私はSoftBankのショップで買ったのだが、留守電はiPhoneには付いてないので、月額315円の有料版に加入しないと留守電が使えないと言われたので、それで良いという会話をしているにも関わらず、勝手に留守電をONにされ、再生するか48時間赤丸に耐える以外に方法が無いことを、延々SoftBankとやりとりした上で初めて思い知らされたわけだ。

アメリカでJBが合法と判断された理由に、クルマのチューニングの喩えが用いられていたが、この迷惑留守電の主は、皮肉にもプジョーの正規ディーラーだった。自分の場合は自分でチューニングとまでは行かないものの、とっくの昔に他のメンテ屋さんに乗り換えていたのだが、DMだけでは飽き足りず、電話を掛けて来たのだろう。

ディーラーを止めた理由は単純。金額の高さはもとより、ぼったくられる(不要な交換を勝手にされたり、聞いていない請求を取られたりした)上、「直りました!」といって全然なおっておらず、原因が違う部品だったから。自分の乗ってるクルマは好きなので、できるだけ長く乗りたいが、ディーラーはご免被りたい。

30年構想でiとiでwe、などと白々しいことを抜かしながら、裏ではこんな詐欺まがいな行為を平然と行っている。30秒あたり21円の問題ではない。ディーラーの話を無理矢理聞かせれたのが最低なのだ。しかもお金を払ってである。これ以上の馬鹿が一体何処にいるだろう。だが、同じように迷惑留守電で困っている人は沢山いるのではないだろうか。しかも何もしなくてもSoftBank同士なら勝手にタダトモになるので、迷惑留守電を残した方は通話料無料!なのだ。儲かるのはSoftBankだけ。白戸次郎、恐るべし。

そろそろ私にもクルマのチューニングよろしく、JBが必要なのかもしれない。

だが忘れてはいけないこともある。ここまで電話料金が下がったのは、いままで高すぎたということもあろうが、その中でSoftBankが頑張ってくれたところもあると思う。しかも今回のiPhone4実質無料! これは最大限賞賛しなければ不公平というものだ。がんばれ!SoftBank。次はFaceTimeを3Gで有効に。待ってます。これも知らなかったんだよなあ。恐るべし、白戸次郎。あのCMを観て、Wifi経由のインターネット回線を別に利用出来る環境がないと不可能だという事実を理解できる人が果たして何人いるだろうか。iPhoneとiPadさえあればもはやインターネット回線すら要らないと思った人はどう思っているのだろうか。これもSoftBankショップでの説明は無かった。ひょっとしたら「読んでください」と言われた確認事項の中には書かれていたのかもしれないが、そこまでは覚えていない。

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