2010年12月30日木曜日

鉄は熱いうちに打て

ライブをUSTREAMで無料中継し、その公式アルバムをライブ中に予約販売してしまう。2日後にはiTunesでダウンロード販売、タイムラインに表示された全てのtwitter-idが入ったグッズ(自分のidは消してくださいという要望は通るのだろうか?)の販売など、祭りで盛り上がったテンションを使って自分の縄張りに取り込んでしまおうという。今までは放映権は商品だっただけに、一見その行為自体ボランティア活動のような無償の厚意に見えるが、実は参加の時代ならではの巧妙なプロモーション。それが厚意として映るだけに好感度も高まる。しかも開拓者となれば、それに対する畏怖の念も高まり得る。さすが世界のサカモト。だがしかし、何も彼ほどステータスがなくても、このフリー商法を鉄は熱いうちに打てメソッドでコーティングしたアメ玉は、誰にでも簡単においしく使えそうだ。

ミュージシャン自らがインフルエンサーの先頭に立ち、メイキングからUSTREAMし、パブリックビューイングを使ってお祭り騒ぎを先導、ファンはもとより、そこまでではない自分のような遠巻き連中も焚き付け、本番で一気にそのテンションを昇華させる。実際、オタワ公演のiTunesで販売されたライブは上位にランクされたらしい。どういうシステムかは知らないが、もしライブで演奏された曲を含む他の音源が一覧でき、仮想アルバムとしてカタログ化されるなら、それらの売上も加速し得るだろうし、関連グッズも同様だ。ライブにいくと、どうでもいいTシャツをつい買ってしまう。

どこかでPrinceのライブ動画(YouTube)を削除されて「ケチ付けてる間にさっさと公式ライブ出せばいいのに」と言っていたのを見かけたが、この坂本龍、プロモーションのスタンダードになるかもしれない。ただDRMとかどうなってるのだろう。その辺がうまく機能する必要が”多少は”あるかもしれない(手元で録音できてしまうと何なので)。

2010年12月27日月曜日

坂本龍一

興味というのは、やはり理屈じゃない、というのを再認識した。

ライディーンといえば勇者ライディーンが大好きだったが、当時住んでいた片田舎ではなんと、最終回かその数話前で打ち切りになり、雑誌に載っていた最後の方に出てくる秘密兵器(確か胸から3つでてくる円錐形のゴッドなんとか)が見れず、悲しい思いをした記憶がある。そのYMOのライディーンが高橋幸宏さんの鼻歌から生まれたというのを今日初めて知った。

昔、坂本龍一の大ファンという人がいて、そのファンの人がそれ以外聞かないほど好きだというので、取りあえず坂本龍一さんのアルバムを(タイトルは忘れたが)何かレンタルして聞いてみたのだが、全く理解出来ず。それ以来、どうも坂本龍一は理解出来ない音楽というラベリングがされてしまったのか、米アカデミー賞受賞という快挙を知ってさえ、聞こうとする気持ちは起きなかった。

ところが先日、坂本龍一さんのコンサートがUSTREAMされるということを知ると、音楽はさておき、その事自体がすごいじゃないかと思い、もしかしたらラベルを張り替えても良いのかもしれないと思ったか思わなかったのか、始まる1時間ぐらい前から待機していたのだが、余りにも時間が前すぎて、いつの間にかすっかり忘れてしまい、録画もされておらず、見逃してしまった。それで、残念というか、逃がした魚の”大きさが知りたい”ということで、次回、韓国公演、1/9のUSTREAMは、どうか見逃さないようお願いしますと自分に。とりあえずskmtsをmemo。

2011/1/2 修正
あまりに読み辛く。

2011/1/9 追記
見た。また忘れてたが、ひょんなことから思い出し、昼の部の30分後ぐらいからと夜の部のこれまた30分後ぐらいから10分ぐらい見ただろうか。昼はピアノだけ、夜はコンピュータが被っていた。部分的に見ただけなので他は知らない。

空気のような何ともスピリチュアル感な音楽。素晴らしいと言うのは簡単だし、そこにあることに違和感もなければ、退屈で眠気を模様すわけでもない。が、一言で言えば、別世界。

2010年12月25日土曜日

The easiest way to blog.

数ヶ月前のある日、本屋さんでリーディングの本を立ち読みしていると、1つ1つの語すべてをちゃんと理解すること、的な内容が書いてあった。この言葉が頭の隅にあり、理解出来ない英文を読んだり聞いたりしたときに、浮かんでは消える波間に浮かぶ木切れのようだったのだが、それが「The easiest way to blog.」の「to」とリンクした。そこでMac搭載の辞書で「to」を引くと、まあ、当然、いろいろ書いてあるのだが、今日気づいたことが1つ。これはずーっと昔から感じていたことだが、今、初めて気づいた。この辞書に限らないと思う辞書に書かれた例文、時としてそんな文章誰が使うか、みたいな例文が書かれていることが多々あるということに。例えば、

Mac搭載辞書のtoの項目より引用---
be sentenced to jail|禁固刑に処せられる
be smashed to atoms|こなごなに砕ける
tear it to pieces|それをずたずたに引き裂く
starve to death|飢え死にする
---引用おわり

言っておくが、これは「to」の意味としての例文の一部だ。「それをずたずたに引き裂く」などは、どうしてまたこんなところに、という思いを禁じ得ない。が、これが辞書の専門家から見た場合に、用例として上げるにふさわしいと考える合理的理由があったとするならば、むしろこれらの用例は、実にバラエティに富んだ、代表的な用法をぎっしり詰めこんだ、選りすぐりの用例である、と考えられはしないだろうか。

翻訳SNSには、無数の用例が溜まるであろうことを期待している。

が、似た者同士で分類することも、言語理解には重要かもしれない。どうやったら(分類)できるのかについては、もっかのところ、全く考えていない。

ところで、TheのTを打ち損じたらheになった。アナグラムも面白い。

光速

なぜ光速を越えられないか、を考えた方が良い。

2010年12月23日木曜日

#HarrodsFU


やっぱり写真だけでもメモしておこう。そして元ネタ。うちのかみさんが訳した「Father Christmas」を「クリスマス父さん」に大ウケな自分。

2011/06/25 変更
タイトルのイニシャルが間違っていた:D FU->FO
大変失礼致しました。

と、思ったら、元ネタのハッシュタグがFUだった。
それでタイトルが#付きだったのか。すっかり忘れてる自分。
ということで、元に戻す。

2010年12月22日水曜日

楽しい勉強会

JavaFX & GlassFish 合同勉強会、かなり到着が遅れてしまったが、遅くまで受付して頂いたお陰で無事GlassFishの最後の方に滑り込むことが出来た。ありがとうございました。理由は分からないが、終わった後で、あーなんか楽しかったなあ、行けて良かった、という思いが込み上げてきて、とてもいい気分になれた不思議な勉強会だった。

ゴッホ展


ゴッホに焼かれた。最終日前日の日曜日。ものすごい人。翌日もう一度行きたい気持ちは、かろうじて押さえた。丸焦げになるのも嫌だったので。特に入ってすぐの自画像の異様さといったらなかった。このチケットにある顔は、それではなく、”灰色のフェルト帽の”という修飾がされた自画像で、写真では全く分からないが、男前に描かれている。輝いているのだ。それではなくてもう一枚の”ただの”自画像。この絵はどうだ。

2010年12月19日日曜日

ラウル、今期2度目のハットトリック!

何度も3ゴール目のチャンスがあった中、最後はエドゥのFKにダイレクトで合わせて決めた。フンテラールにも決めて欲しかったが、誰が決めてもいいという雰囲気があるのがいい。年末休暇返上の激が効いたのか、CLリーグも1位通過を決め、いよいよチーム状態が良くなってきた感。

2010年12月17日金曜日

VOX amPlug Bass マンガバージョンって...

けいおん! だったのか。

まったく、その存在も知らず、実は先日普通のVOX amPlug Bassが欲しく、ひょっとしたらと思って通りすがりに渋谷のKEY楽器店に寄ってみたら、少女マンガが描かれたバージョンが1個だけあり、なんだよこのヘタクソなマンガ!一体全体世の中どーなんだよ的にという理由ではなく、単純に1000円も高かったので止めたのだったが、本当に買わなくて良かった。。。ジャコウさんの創作を見た今にして、もしあれを買っていたら... いや商品を馬鹿にするつもりは毛頭ない(実際のマンガのビデオを初めて見たが、そちらのクオリティは自分が言うまでもなく高いものだったし、ただこの小さい装置の盤面ではそれが存分に発揮されてるとまでは言えないだろうということ)。ただこれは、好きな人やどうしても急を要する人が買うべきものであって、3週間待てば普通のものが1000円も安く手に入るのだから、焦って買う必要はないという、ただそれだけのこと。しかし、とはいえ、とにかく。買わなかったのは救いだった。

リアル・ブラックベリー






初めて食べた。ひょっしたら何処かで食べたり飲んだりしてるかもしれないが、自分で意識して買って食べたのは生まれて初めて。

あっさりしていて甘さも酸っぱさもほとんど感じない。薄味といえば薄味だが、味が無いわけではなく、おいしい。玉川高島屋にて¥650-。さて、BlackBerryのqwertキーは、意外と音楽に向いてるかもしれないと気づいた今日。

2010年12月15日水曜日

iRigをググってたら

とんでもないものを見つけてしまった! さあどーしよー? by H.Z.



見慣れてしまうとあれだが、見た瞬間、この人天才!と思った。おりしも、自分のジャズベの音が出ないことが発覚し、スペアでライトハンドの練習遊びをしていたとき、「そうだもっと右手を駆使したら面白いじゃないか? 無理だけど・」と思っていた矢先。実際ベースを弾いてるVもある。いやいや世の中には凄い人がいるもんですねー。テイストは全くというか、90度は違ってると思うが、すごいものはすごい。他にもマンガなボディや"松岡修造:顔がリバーシブルボディ;"など、そんなのありか!という凄さ。よくボディにしようと思いついたものだ。感服致する。

何が凄いってやっぱりこういう事を考えて実現してしまうこと。自分もせっかく木を買ってボディカットまでしてもらったのに、結局仕上げる事は出来なかった。

そういえば元々バッハへの憧れから自分で作って自分で弾く、というのが目標だったのだが、思えば簡単に挫折してしまった。当時その楽器会社に入ったのは、検品で弾かれた廃材を使って、自由にギターを作れるとOBから聞いていたからだが、自分が入社した頃には会社も大きくなっていたせいだろうか、不良品の管理も厳しくなっており、捨てるものは捨てなければいけない決まりになっていて、どうしようもなかった。

そんな状況で、あっさり諦めてしまい、会社も退職することにした自分だったが、辞める理由を色んな人に話しているうち、営業から部材としてボディ材を5000円で買うことができるという話になり、諸先輩の協力で、それをカットして貰えることになった。塗装は例の友人に頼んだ。でももう、色は忘れちゃったな(薄情だ・・・)。真っ黒だったような気がするけど。

そうしたらボディをカットしているところに、ギター課の課長さんがやってきて、「おまえ何やってんだ!」と。「お前、自分のやってる事が分かってんのか?」みたいな事を言われて、きっと休み時間中とはいえ、勝手に機械使ってカットしたことを怒っているのだと思ったのだが、「その木、どっから持ってきたか、正直に言え。」というので、「え? 営業から買いました」というと、課長さんも「は? あ、何だ買ったの? 盗んだんだと思ったよ!」ということで、単なる勘違い。「だったら俺がギターの作り方を教えてやる!」とまで言ってくれたのだが、そこはもう後の祭り。「すいません、せっかくなんですが、俺、もう会社辞めることになっていまして・・・」 辞めるまでもうあと何日も無かったと思う。「なんで!? なんだよ〜」とまあ、今にして思えば、全ては自分の不甲斐なさというか、周りばかり気にして、とにかく人に無理を言えない気持ちの弱さだと思う。良く言えば人に迷惑をかけたくない、という気持ちではある。だがそれ以上に18歳の少年は恥ずかしがり屋で、バッハを目指しています!なんて、とても言えなかった。だがそもそもその程度でしかなかったのだ。冷たいようだが、大志を抱くなら、子供でも容赦はされない。

2010年12月12日日曜日

Macの単語登録と使用

ことえり環境設定でユーザ辞書を「開く」という操作が必要。単語登録しただけでは何も起こらない。ことえりのせいなのか、MacOSXの仕様なのか。辞書を「開く」「閉じる」。なんだろうこれは。Macヘルプには「ユーザ辞書」「ことえり」でも何もでてこないし、サポート記事として出てくるリソースにはアクセスできない。

辞書を開く、辞書を閉じる。どういう時にユーザ辞書を閉じたり開いたりするのだろう。

自分もWindows時代からPCを複数台使うことが主な理由で辞書登録というのはめったに使わないし、そもそもことえりの変換はほとんど当てにしておらず、表示されない漢字があると、ググって漢字を見つけ、コピペするというのが現状の使い方。だが今回はどうしても菊地成孔の「なるよし」を登録したかった。ことえりでは「よし」と入力しても「孔」は出てこない。「こう」では出てくるのだが。普段から違う読みで漢字を出すのが嫌でしょうがない。

そういえば最初に買ったPowerBook G4ではEG-WORDというのを買って入れていたのだが、いつの間にか販売中止となり、MacBook Proになってからは仕方なくというか、まあいっか的にことえりのままになっている。

他のIMEも敢えて使う気になれない。

VirtualBox 3.2.12 on MacOSX でシームレスモードを利かすには





3D、2D共無効にするとシームレスモードが利く。VirtualBox.orgのforumに載っていた。3D、2Dを有効にした場合の効果がよく分からないので、シームレスモードを優先する。

2010年12月10日金曜日

TED

今日初めて知った。

JavaFX & GlassFish 合同勉強会に参加する人のブログを見ていたら、ちょうど載っていたのだ。

Most languageで最初に出てきたリストの中から適当に選んだこれが面白い。


日本も道に名前があるところもあるよ。青山通りや駒沢通りでは言うに及ばず、近所の細いいらか道や商店街の道とか。それでも彼の言ってることは全く正しいし、そういう余計なイクスキューズがないところがいい。

日本語字幕や英語の字幕があるコンテンツを見てると、自分とっての英語の勉強にとても良いというか素晴らしく良い。ありがとうございます。

日本語による字幕がある番組は Talks in 日本語 からが便利。下の方に翻訳者の方々の情報もある。ありがとう! 自分も近いうちに翻訳SNSを通じて寄与出来るようになりたい。

JAZZDO MMUNE

菊地さん、という形容がぴったりくる。

校長も教頭も、TVで拝見するのと全く、(校長調を借りれば)1ミリも違いは無かった。なんという映像技術の進歩だろう! というわけではなく、なんたる素のままという凄さ。

圧倒的にお美しい女性客で狭い箱を制覇し、USTREAMシステムをもって即興をする。瞬きに生きるこそジャズメン。刹那をケンケンパー。

それにしてもミーハー気質の自分には全く信じられないことだが、誰一人、サインや握手を求めることをしない。だが理性で押さえ込んでいる様子はありありとこぼれ出ている。この親にしてこの子ありというが、菊地さんにしてこのファンさんあり。

ミーハーな自分は、そんな雰囲気を察したわけでも飲まれたわけでもないが、迷惑をかけたくないという思いと、ミーハーなことではいけないという思いから自重した。

JAZZ DOMMUNE。

何にも知らずにすっかり踊るつもりで行ったのだが、整然と折り畳み椅子が並べられた4畳半ぐらいの、いやもっと広いか、とにかく50人入ったらもう大変という感じがする状況のなか、
クリスマスと1967年と大晦日とお正月と海老蔵と映画を題材に、なんとも表現できないヘンテコな即興というよりその場で絵と音とトークを切り貼り、カット&ペースト/コピペしていく様態は、斬新と言えば斬新だが、それほど切り開いた感があるわけでもなく。ただこの会場の狭さが一種のブースターになっていた感。苦しみが痛快ということでは全くなく、もしこれがゆったり寛げるラウンジや、せめて今時のお尻が痛くなるのは60分を過ぎてからな映画館等であれば、ちょっとしたステージと客席との乖離感が、水を差したかどうかまではわからないが、何かこれでないものにはしたに違いないと感じさせる、には十分なエフェクトがあったと思う。

その後予定があったので早々に引き上げたが、その後も飲み続けて泥酔し、ある事無い事ぐたまいた挙句、マイルスに続く第3の海老蔵さんにされて帰ってくるという事態にならずに済んで良かった。

マネージャさんもtwitterの写真のイメージそのままで驚いた。そういえば帰りがけに、ちょうど校長がタクシーに乗り込むところに通りがかったが、その雰囲気たるやどうしてそうまで人のよさそうな雰囲気を醸し出すのかという。そう、その金色のプジョーが私です!校長!ブレイスゴールドっていう色なんですよ。知ってました?

2010年12月7日火曜日

Webとは何でないか

Webとは、World Wide Webの略であるということに、15年前なら異論は無かったと思う。wwwで始まるドメイン名をURL(URI)に持つのが一般的な、http(s)をプロトコルとするインターネット上のハイパードキュメントだ。そしてそれは、インターネットブラウザで見るものだった。

しかしWeb2.0と暗喩されるようになり、それまでのドキュメントという概念で済まなくなってき、ついにアプリケーション化が進んだiPhoneにより、その主戦ツールであるブラウザを使わないユーザがインターネットのトラフィックを寡占しつつあるようにも見えてきた。また、それと関係あるのか無いのか、インターネット上で過ごす時間が、facebookのようなSNSにいる時間でほとんどを占められるに至っては、それが専用アプリであろうとなかろうと、ブラウザである必然性やhttpである本質がそこには欠けているとなれば、実はそれはWeb2.0.1と見なすより、もうWebではない、と見なした方がよい、とでも言うべきなのだろうか。

と書いておいてなんだが、かなり適当に根拠無く書いている。

実は、The Web is Deadをそろそろ読んでみようと日本語訳wを探していると、『The Web Is Reborn』という記事が掲載されていることを知った。

Vault49

rebornというからにはdeadを認めたわけだが、結局のところ、Webの定義が曖昧なだけだ。例えばtwitter。私はいつもブラウザで使っている。iPhoneでもだ。しかしMac用にもiPhone用にも、ブラウザではないクライアントアプリがある。このところトラフィックを稼いでいる動画系サイトにしても、ブラウザでも見れるし、アプリもある。それがHTML5? 思わずMITの略をabout usで確認すると、owned by the Massachusetts Institute of Technologyとある。まあ、自分より余程信頼出来る考えだと思いたいものだが、さて。だとしたら自分は何処をどう間違ったのやら。

確かにE-Mailはインターネットを主な通信経路としたアプリケーションになっているが、昔はBBSや郵便局からも送信できた記憶がある(記憶違いかもしれない)。つまり、E-Mail自体はWebではない。しかしWebメールはその名の通り、Webといって間違いないだろう。ftpにしてもそう。Webではない、と言えるはずだ。しかしブラウザのアドレスバーにftpで始まるURLを入力すれば、ファイル一覧が表示されたり、Webページにハイパーリンクされ、httpではなくftpでダウンロードされる。

もっといえば、常にブラウザしか使わないと心に決め、パソコンを立ち上げたらブラウザが自動的に立ち上がり、ホームとして設定されたURLにアクセスするのと、ブラウザではないアプリケーションを使って同じ事をするのと、何が違うのか。

1. アプリをインストールしたり、配信したりするかしないか。

2. ライセンス。それは最近WaveMakerで知ったのだが、GPL2.0なら配信されないWebサービスには適用されないので、好きに改変してもソースを公開しなくて済む。これに対応するのがAGPLというものらしい。だがAGPL2.0はGPL2.0とは互換性がないという(GPL3.0とAGPL3.0は互換があるらしい)。newBSD/MITなどがどうなるのかは分かっていない。

だがこれらの理由では、FaceBookがアナザーWebと言われることはないはずだ。それならAmazonだってeBayだってWebじゃない。結局Web2.0以前のWebに立ち戻った、ハイパードキュメントの枠からはみ出てはいけないという風にしか聞こえない。だがOnlineゲームやSecondLifeのように、専用クライアントしかアクセス手段がないインターネットを利用したアプリケーションあるいはサービスなら、Webじゃないと言われても妙に納得出来る気がする。だが同じサービスをFlashやHTML5で作られたクライアントアプリから出来るようになったら?という堂々巡り。

Web、あるいはWorldWideWebというのは、何でないのか。それは誰が決めるのか。

結局両方とも原文をちゃんと理解出来ていないのが問題なのだが、それでもHTML的ブラウザでアクセスするのがWebという、JavaScriptを特別扱いしたような、サーバサイドを完全にブラックボックス化したような薄皮を指してるように思えて仕方が無い。しかしそれでは余りな解釈だろう。

それにしてもVault49の美しい色合い。デザインは全く理解出来ないが、実物が世田谷美術館に展示されたら、入館料¥1,800払っても観に行きたい。つづきはVault49 Blogで。おっと、BlogはWeblogを西田ひかるを"る〜”と呼ぶやり方だったな。Vault49

いろいろ

いろいろ分かってくることがある。というより、色々分かるようになっているのが分かる。そういう自覚がある。



18の頃、とある楽器会社に勤めていた。その頃、同僚の上原君が見事に塗装してくれたのだ。元の色はサンバースト。当時、振り返ってみると、子供子供していた自分には、サンバーストの美しさなど理解出来るはずも無かった。ジャコ・パストリアスやラリー・グラハムがアイドルだった高校生の自分は、ただ薦められるままに、「60年代のジャズベースを忠実に再現してあるんだよ。」と、本物のジャズベース(確かぎりぎり69年か70年だった)を持ち、名器と謳われる60年代後期を実際に知る、そしてその私が勤めることになった楽器会社のOBで、アメリカ帰りのリペアマイスターたる(という風に私は思っていたし、事実、近所ではそういうステータスのある人だった)そのお方の言葉が私のなかでは定義として根付いていた故に、これがいいんだ、という信じ方で購入したのだった。そういう意味で、心底気に入っていたわけではなかった。

だが、30年経った今日、改めて触ってみた今(といっても最後に弾いてからは2、3年だと思うが)になって、その何たる弾きやすさに初めて気づいたのだ。

「嗚呼、こういうことだったのか。」

ようやく分かった。近頃はたまに弾くとしてもその何とも言えない、いろんな意味での"軽さ"から、ピギーのアンプ付きショートスケールのおもちゃっぽいベースばかりを弾いていたが、巧く弾けないのはショートスケールということもあるが、全体的な薄さやスケール長に比して幅広なこと、低過ぎる弦高、柔過ぎる弦張、などなど、楽器としてのバランスの悪さにあった。もちろん巧い人なら難なく弾きこなすだろうという意味においては、あくまで相対的な問題でしかない。十代の弾き初めの頃、毎日弾いていたものと比べるべくも無いということもあるだろう。しかし、以前は弦高の高さやネックの反りなど、弾き辛い、もっとジャコみたいにビビる寸前まで弦高低くしないと、と信じていたのだ。

そうしたことが、全部、架空の妄想で、自分の考えでは無かったのだ。全部誰かがそう言ったから。それを鵜呑みにしていた。例えば、確かに弦高は高い。もっと低ければ弾きやすいのは確かだろう。だが、十分な握力と技術があれば、それは全く問題ではない。むしろサムピック奏法には有利だし、大音量、つまり大きく弦を大きく弾ませても、弦とフレットの間の空間に余裕がある分、他と干渉することなく、思いっきり振動させることができる。

そして何といってもネックの細さ。思い出したが、これがフェンダージャズベースの60年代後期の名器たる要素のひとつだ。今にして、自分自信の感性を持ってして、その素晴らしさを実感している。

本物ジャズベースと言えば、19か20の頃、友人と都内の楽器店で当時40万円だったと思う、それを試奏させて貰えたことがある。そのE開放の堅く、乾き切った、まさに「スコーン!」という抜けの素晴らしさに感動し、ローン交渉に入ったところ、その友人に強制退去させられたことがある。後にも先にも本物に触れたのはその一度だけであるが、それ以来近寄らないようにして来た。見合う腕になるまではと。そうしていつの間にか、ベース自体から物理的には大きく離れてしまっていた。もちろん、時折思い出したかのように、エフェクターを買ってみたり、弦を張り替えてみたり、ピギーを買ってみたり、ヴァーチャルアンプを買ってみたり(これが最後)。

だが一度もベースを弾かなくなるとか、音楽を止めると思った事はない。ただどんどん奥底にしまわれていった。

それが今年になって、ラウルがマドリーを去り、ラリーグラハム様と超接近遭遇できたり、学校TVを観たり、頭狂奸児唐眼の素晴らしさを再発見したり、自分の中で、明らかに感覚が変わってきている、何か、全く見えなかったもの、理解出来なかったものが、理解出来るようになっている。そういう自覚がある。右手の力をもっと抜けば、もっと巧く弾ける。それには意識をコントロールすることだ、という気づき。


で、ジャズベースがもっと手軽に弾けるように、アンプ内蔵ヘッドホンがあればなあ、と思ったのだが、サウンドハウスあたりに売ってないだろうか。そういう製品があるかどうかすらも分からないのだが。


12/9 追記
skrb様よりVOX amPlug という製品を教えて頂き、早速Bassというベース用をサウンドハウスするも、よーく見たらそちらも3週間待ちとなっており、あれーと思ったら、Bass以外は全部在庫があるのを見て、間違ってしまったのだった。ということで、年末だと留守で代引きできない可能性があるため、一旦キャンセルさせて頂いた。大変申し訳ありませんでした。

2011/07/06 追記
amPlug Bassの在庫切れにしびれを切らしてiRigを買ったものの、iPhone4がどうもじゃまで、ぴったりセットできる治具というか、そういう物をいつか作ろうと思っていたのだが、iRigはiPhone4のタッチパネルをOFFにするとiPodとは違って、一緒にスリープしてしまう。これだと演奏中にあたったときに、iRigのページに行って何か買おうとする状態に入ってしまうから困る。いちいちキャンセルボタンを押して戻ってこないと行けなくなるので。

そんな不満に、誰もいない昼間に小さい音で鳴らす分にはスピーカーの方が良いという欲求が追い討ちをかけた。

そうしたらこんなことに

2010年12月6日月曜日

BlackBerry PlayBook Simulator for mac

今日はここまで。といって次に始める頃にはVMWare Futionの評価用ライセンスが切れてるだろう(2011/1/4まで)。

BlackBerry PlayBookのSimulatorとSDKをダウンロード。
SimはVMWare用の.isoファイルになっていて、VMWare Playerが必要だとあるが、いろいろ調べた結果、Mac用はVMWare Fusionという別な名前の製品で、VMWare Playerのような無償版が無い。

とりあえず30日間評価版のライセンスキーを取得する手続きを行うも、メールがなかなか来ない。やめようかとおも思ったが、VirtualBoxのWindowsXPは最近ものすごく重いので、問題先送りにしようとしたところ、暫くしてメールが飛んで来たので、作業継続。前述のBlackBerryのWebサイトの親切丁寧なインストール手順にただ従うだけでVMWareで仮想マシンを作成し、まんまとSimを起動および若干の設定を行うところまで。

はい、私も Hello World! のサンプルには絶句しましたよ。これがActionScriptですかい?旦那。勘違いだと良いんだけどね〜。

いやあ、初めて見たけど、何で俺、初めて見たんだろう。せっかくもっと簡単に書けるんだろうなあと思っていたのに、すごい損した気分。いまさら。

2010年12月1日水曜日

AIR TV

どうやら走り書きだけを読んでると、AIR TVのようですな。はっはっは。とまあ、キャラを変えて誤摩化して。

とりあえずサムソン、来年に追加TVパートナー発表(したい)。Flashの実績からして、BlackberryのPlayBookからして、いよいよヤバいよ状況が。

ただどうなんのかなあ、例えばTVに載っかったAIRアプリからAIRTV対応のBlu-ray行けるのか?みたいな。DNLAいらなくなるのか?みたいな。AIRネットワークって変な呼称だが、まあ普通にやるだろうな。AIR,  AIR,  AIR。空気はそこら中にある。

HTML5以降のブラウザエンジンでハードウェアアクセスも出来るようになると、AIRと同じレイヤか、AIRでHTML5、ってわけでもないしな。Flash化されてく現状はあっても、HTMLが消えない以上、AIRだけでは成り立たない分、分が悪いか。んまあ、わかんね。ますます混沌とんとして来たかよ? 

Thanks,
KY