2010年12月25日土曜日

The easiest way to blog.

数ヶ月前のある日、本屋さんでリーディングの本を立ち読みしていると、1つ1つの語すべてをちゃんと理解すること、的な内容が書いてあった。この言葉が頭の隅にあり、理解出来ない英文を読んだり聞いたりしたときに、浮かんでは消える波間に浮かぶ木切れのようだったのだが、それが「The easiest way to blog.」の「to」とリンクした。そこでMac搭載の辞書で「to」を引くと、まあ、当然、いろいろ書いてあるのだが、今日気づいたことが1つ。これはずーっと昔から感じていたことだが、今、初めて気づいた。この辞書に限らないと思う辞書に書かれた例文、時としてそんな文章誰が使うか、みたいな例文が書かれていることが多々あるということに。例えば、

Mac搭載辞書のtoの項目より引用---
be sentenced to jail|禁固刑に処せられる
be smashed to atoms|こなごなに砕ける
tear it to pieces|それをずたずたに引き裂く
starve to death|飢え死にする
---引用おわり

言っておくが、これは「to」の意味としての例文の一部だ。「それをずたずたに引き裂く」などは、どうしてまたこんなところに、という思いを禁じ得ない。が、これが辞書の専門家から見た場合に、用例として上げるにふさわしいと考える合理的理由があったとするならば、むしろこれらの用例は、実にバラエティに富んだ、代表的な用法をぎっしり詰めこんだ、選りすぐりの用例である、と考えられはしないだろうか。

翻訳SNSには、無数の用例が溜まるであろうことを期待している。

が、似た者同士で分類することも、言語理解には重要かもしれない。どうやったら(分類)できるのかについては、もっかのところ、全く考えていない。

ところで、TheのTを打ち損じたらheになった。アナグラムも面白い。

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