悩んだが行って良かった。『菊地成孔が語る「10の本と10の音楽」』
面白かった。やはりこの人はしゃべらせると何かある人だ。マトグロッソの『小説にサウンドトラックはあり得るか』を読んでもあまりこうこないが(そしてそれは自分という受信機の問題だろうが)、同じような内容であっても、実演のほうは100倍受かる。
ぜひ『憂鬱と官能を教えた学校 TV』に続く菊地成孔フィーチャーTV第二弾として、『小説にサウンドトラックはあり得るか TV』を期待したい。
紹介された本や音楽はいつか時間を作って取り込むとして、自分は小説にアプリトラックはあり得るか、でもやってみるかという。いや、それより、『魔女の刻』をオマージュ、あるいはそこまでいけずともそこからインスパイアされたプログラムを作る、というのは面白いかもしれない。あるいはモディリアーニを。そうした書物や絵画、音楽をしてソフトウェアを作る。今までとは全く違う、非常な面白さ。
あと、DCPRGが戦争ものだというのを初めて知った。なるほど。とはいえ事実をご本人から伺ったという事実があるだけで、何か理解したわけではぜんぜんない。
2010年11月19日金曜日
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