セッションの参加賞的に『BlackBerryアプリ開発入門』というご本を頂いた。ありがとうございます。
本を頂いたから言うのでは決してない。このアプリ開発の紹介セッションは、スピーチも実に歯切れが良く、切り口がとてもさわやかで、非常に素晴らしかった。時折拍手が自然に出るのだが、自分以外誰もしてくれない。
その中でも素晴らしく印象に残っているのが、日本の女子高生とフランスの女子高生のカバンの中身を比較したら、という話で、日本は当然デコなガラケーだが、フランスはデコなBlackBerry。女子高生といえばマーケティングのメインストリート、一丁目一番地。ともすればBlackBerry == ビジネス という先入観があった自分に、メッセンジャー主体なBlackBerryの伝統というかお家芸というか、そういうところをコンサバと軽視してしまう自分の頭に大鉈を落としてくれた。
まあ、それでもこれからはストリーミングが使えないと、深海が生息域になるだろうが、その点も世界マーケットではOS6に移行するので問題ないし、AppWorldに出した私のアプリをラウル・ゴンサレスのお子さん達がダウンロードしてくれるかもしれない。日本市場だけを見ていては、BlackBerryは勿体ないということ。
で、実際『curve 9300』を手に取ると、これがiPhone4ユーザにはまるで、羽毛のような軽さ。素晴らしい。となれば、否が応でも話題の中心は、『何故、MIDP2.0+CLDCのBlackBerryにJavaFXが載らないのか』に移らざるを得ない。JavaFX Mobileの拡張とは、なぜそんなにも凄いのか。載らないというより載せなかったであろうと決めつけざるを得ない意図が知りたい。一体どんな得があったのか、あるいは技術的難題があったのか。不思議だ。OS6ではWebkitまで載るというのに(もちろんハード性能もあってのことだろうが)。
ぜひcommonの他にBlackBerry(JavaME)プロファイル作って欲しい。.Nextを付けることで何が出てくるのかは知らないが、これだけ売れてるJavaMEデバイスを無言で無視するとは、本当に信じられない。
というのが今日の結論かな。
あと、タブレットも出るらしいのだが、OSが違うみたいで、それはどうなの?という。OS同じにしようよ。それに今はAIRとHTML5しか使えなくて、OS6同様のJavaMEベースの開発ができるのか、注目していきたい。現状はより現実的な選択としてのAIRは致し方ないのだろうが。
実は大昔からタブレットThinkPadが欲しかった自分、コストパフォーマンス的についぞ実現しなかったが、こんな時代だからこそ、実はありなのではないだろうか。という単なるたった今の思いつきによる。
2010年11月19日金曜日
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