2010年11月8日月曜日

ザ・ウォーカー

『ザ・ウォーカー』を観た。観たといってもほとんど早送りだが。レンタル料が無料だったので出演者で選んだだけだが、これは酷い映画だ。ある意味事実というか、的を得た主張かもしれないが、映画をこういうことに使うというのは、世も末だと思う以外にないだろう。とはいえ、何時の時代でも誰かしらそう思っているものだ。

だが半日経って、1つ思ったことがある。どんなに感動しようと、結局立場の違いがあるに過ぎない。お互い様だ。

ただ、こうした根拠の見えない絶対価値の吹聴に、映画という道具を使われる違和感といったらない。

しかしそれは、映画自体に対する思いにも、立場の違いがあるに過ぎないということでしかなく、結局、いやな思いをした、ということでしかないのだ。

何より、俳優で選んだ時点で、自分がミーハーだったのだ。

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