2011年3月1日火曜日

うそ泣き

アカデミー賞の授賞式で上映された一コマで判断するのは早計だが、うそ泣きにしか見えない一コマぐらいでは、主演男優賞を取り消すほどのマイナスでにはならないのだろうか。今朝のTVで見た、スピーチの場面での、わざとらしい狼狽え方ぐらい、どうということはないのだろうか。ウィリアム王子への餞(はなむけ:意味にそぐわぬ字に見えるが餞別の餞である)としか思えないのは、最近のイギリス人による出来事への嫌悪感からなのだろうか。Yahoo!映画の解説(概要)によると『英国史上最もシャイな国王を描く、感動の実話。』だそうだが、今朝のTVでのジョージ6世の貴重な映像、というのが、元になった実話そのものの映像なのだとしたら、全くの別人にしか見えない。たった数コマで判断するのは酷いと言われても仕方が無い。が、絶対見ないと思う。余程の事が無い限り。

追記:2011年3月6日
クリスチャン・ベールは俳優としては好きなのだが、うちではDV男という不名誉なエイリアスが付けられている。しかし後に不起訴になり母親にもケガは無かったのだから、それは言い過ぎだろうと言われれば、う〜んと黙ってしまうだろう。しかし助演男優賞というのが、デニーロで有名な役作りのための肉体改造、変身、にあるように思えるのが残念だ。ベールはいつも知的に見えるのだが、それを今回も隠し切れていない。役の中にベールが見えてしまう。しかしフォレストガンプのトム・ハンクスも、目がトム・ハンクスのままだったように、現実離れした役というのは難しいものだ。私の中で、目も完全に役と化す俳優は、マイケルダグラス、ダスティンホフマン、ジャックニコルソンの3人だけだ。ただ大して映画を見ているわけではない。

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