2011年8月16日火曜日

Keynoteで日本語フォントを使うなら

MigMix 2Pなど、M+とIPAフォントの合成フォントを使おう。

例えばヒラギノ角ゴProだと、フォントの下に余白が出来てしまい、上下のセンタが合わない(上にずれる)。これはかっこわるい。が、インスペクタの余白では調整できない(しきれない)。ただしアルファベットは大丈夫。問題なのは日本語の場合だけ。

一方、MigMix 2Pなどを使うと、余白も上下同じ分量が取られており、ちょうどぴったりセンタに収まる。素晴らしい。

なぜこうなるのか、理由は分かっていない。

追記 2011/8/17
skrbさんより、ヒラギノが上に行くのはベースラインの仕様の違いであり、正しい表示だしskrbさんはヒラギノのほうが好きだとのご指摘を頂きました! ありがとうございます! 大変失礼致しました。

が、コメントされましたメールが来たにもかかわらず、なぜかコメント欄に表示されない。コメント欄に表示されたらそちらをご参照ください。

でも大文字のアルファベットは図形的に上下のセンタに来ているので、そうすると小文字と大文字でベースラインが違っているということ?という疑問が沸いてきて、もしそうだとすると日本語はどうして小文字と同じベースラインなんだろう?という疑問が。skrbさん教えて!

追記 2011/8/17(2)
英字のみ、英字+ヒラギノ、英字+MigMix2Pの画像を追加。

(1) 『CLIENTagq』Gill Sans(英字)。小文字「g」の最下端がディセントラインに。


(2)『CLIENTagqクライアント』Gill Sans(英字)とヒラギノ角ゴPro(日本語)が混在。ヒラギノ角ゴProに釣られて上に上がる感じ。


(3) 『SERVERagqサーバ』;Gill Sans(英字)とMigMix2P(日本語)混在。

4 件のコメント:

  1. これはどちらも正しいんです。
    英語はベースラインより下になる字 (たとえば g とか p とか y とか) があります (一番下の線をディセンダラインといいます)。それに対し、日本語はつねにベースラインより上に記述します。
    このため、日本語フォントでは、ベースラインとディセンダラインの間は空白になります (ヒラギノがこれ)。
    ただし、英語と日本語でベースラインを変えているフォントもあり、この場合日本語のベースラインは英語のディセンダラインの位置に来ます。たぶん、MigMix もこちらのタイプのはず。
    個人的にはヒラギノの方が好きですww

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  2. skrbさん、コメントありがとうございます! なんとスパムトレイに入っていました:P 一体どういう了見なのかGoogleさんのお考えには私ごとき、ついていけません・・・

    さて、ご指摘よく分かりました。なるほどベースラインとディセンダラインというのがあるんですね。勉強不足で大変失礼致しました。

    ところで、大文字の場合センタに来るのは小文字とベースラインが違うからでしょうか?

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  3. アルファベットの場合、大文字も小文字もベースラインは一緒です。というか、一緒にしないとバランスが崩れてしまいますね。

    大文字でセンターに来ているというのは、センターに来ているように見えているだけじゃないかなぁ...
    イラストレーターで試してみたのですが、ちゃんとセンターに来ませんでしたww

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  4. skrbさん、返信ありがとうございます。
    わざわざイラストレータで試して頂いて申し訳ありません。ありがとうございます。

    混在させてみた画像を追記しました。選択して反転表示した状態で見ると、Bill Sans(英字)の大文字も、ちょうどベースラインとディセントライン間の余白が上側にもある感じに見えます。アプリケーションにもよるのでしょうかね。謎が深まってしまいました(笑)。

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