絵画の素晴らしさは、絵の具が浮き立った現物を、その前面に立って直視しなければ、絶対に分からない。それが、Bunkamuraでモディリアーニの裸婦を目の当たりにして、大いなる衝撃と共に初めて知った真実である、と断言できる。
実際、その直後に買った写真集を観ても、これは全く別物だというはっきりとした感覚の上でしか観る事はできなかった。それでも後日のために、一応買ってしまってある。
だから、世界中の美術館の絵をハイビジョンの写真に撮ってパソコンで鑑賞したところで、モディリアーニによって描かれた婦人の両目は、ただ不釣り合いなだけにしか見えないだろう。
まだ自分は、http://www.googleartproject.com/を観ていない。だが恐らく期待はずれに終わるはずだ。それをこれから(後で時間が出来た時に)ゆっくり確認したい。
『アミット・スード 「Webに作る美術館の美術館」』 - TED
2011年5月26日木曜日
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