2011年5月22日日曜日

radikoの録音

昔ながらのラジカセでラジオをカセットテープに録音出来ない(環境がない)場合の代替手段として、Macと3つのアプリを使って、radikoの録音をする方法のメモ。

3つのアプリ
(1) FireFox4
(2) Soundflower
(3) Audacity

FireFox4
radikoの動作用ブラウザ。まあ、Flashで動いているようなので、他のブラウザでも良いだろう。

Soundflower
詳しくは知らないが、オープンソースのMacOSX用『仮想オーディオデバイス』なるものらしい。サイトからダウンロードし、パッケージファイルを実行するとインストールされるようだ。インストールすると、MacOSXのシステム環境設定の中のサウンドの、出力、および入力で、Soundflowerが選択できるようになる。

Audacity
詳しくは知らないが、オープンソースの音を録音、編集するソフト。このMacOSX用を使う。サイトからダウンロードすると、必要なファイルがAudacityフォルダに入っており、この中のAudacityを起動する。


手順
1. まずFireFox4で www.radiko.jp を開き、対応しているラジオ局を選択する。すると、Flashのウィジェットっぽい、ソフトラジオみたいな細長いウィンドウが別ウィンドウで表示され、選択したラジオが放送される。この細長いウィンドウの選局タブを選ぶとラジオ局を替えることもできる。また、再生ボタンと停止ボタンで、音声のON/OFFが出来るようだ。この後の手順において、適宜、選局や音声のON/OFF操作を行う。

2. Audacityを起動し、メニューの録音と再生からソフトウェアによる再生にチェックを入れる。これはpreferenceのソフトウェアによるスルー再生と全く同じ。どちらを操作してもよい。ただしスピーカーから音を出さない場合は、逆にこのチェックを外す。続いて、再生デバイスをBuilt-in Outputに、入力でバイスをSoundflower(2ch)に、入力チャンネルは適宜、以上を設定する。

3. MacOSXのシステム環境設定のサウンドの出力をSoundflower(2ch)に設定する。

4. Audacityで録音ボタンを押すと共に、すかさずrakioで選局し、音声をONにする。もちろんradikoはすでに再生操作済みでもよい。

5. タイマ録音する場合は、手順4のところで、録音ボタンを押す代わりに、『録音と再生』メニューの『タイマーを使った録音』を選択し、タイマを設定する。設定した時間の範囲で録音される。ただし当然、radikoの操作は前述の通り、手動による操作であり、タイマに連動してradikoの放送再生が始まる訳ではないので、もしタイマ録音したければ、予めradikoは付けっぱなしにしておくとか、別途何らかの方法でタイマ起動するとか、が必要。

ポイント
通常Macのスピーカーに出力している音声を、Soundflowerという仮想デバイスに出力することによって、録音したい音をSoundflowerが受け取る。これが手順4の設定。続いて録音アプリの入力装置をSoundflowerにすることによって、録音したい音を受け取る。つまり、

radiko -> スピーカー

を、

radiko -> Soundflower -> Audacity -> スピーカー

とするわけだ。

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