2011年7月21日木曜日

ホールトンスケールの威力

確かにLEDとロウソクぐらい違う。

丸暗記しようと思うと、ホールトンスケールなんかどうでもいいのだが、ハ長調しか分からない状態で、次々覚えようとしても限界。そこで自分なりの試行錯誤が勝手に発動される。

1. ドレミファソラシドではなくドレミファソラシまでで覚える
まず最初に発動されたのがこれ。このメリットは2つある。1つは覚える音の数が8から7に減ること。もう一つはオクターブ違いをちゃんと認識できないので、ドが2つあると返って分かり辛い。ド〜シにすることで、この固まりの移動(あるいは結合)で考えられる。

2.ドレミとファソラシの2ブロックで考える
7音でもまだ多い。一瞬覚えた気になるのだが、オクターブ移動や上下を繰り返すと、ごちゃごちゃになる。特に、似て非なる鍵盤の位置(例えばF#とC#、B♭とE♭)に惑わされがち。そこで、ドレミとファソラシの2つに分けて覚える。こうすると、比較的オクターブ違いなども間違い難くなる。

3. 再びホールトンスケール
上のドレミとファソラシは言わずと知れたホールトンスケールを使ったスケールの覚え方そのものだ。もちろん2.はそれとは関係なく、自分なりの覚えやすさとしてやっただけで、ここで言わんとしているのはそれとは違う。ホールトンスケールのC側からC#側に移る場所というのは、当然半音なのだが、それは、”ミ→ファ”か"シ→ド"のどちらかである。そこで(スケールを覚えるというより慣れるためだが)半音違いの場所から例えば上に上がるとすると、ミファならファから4つ(ファソラシ)ホールトンスケール、シドならドから3つ(ドミソ)ホールトンスケールになる。そこで、ドから弾き始める練習ではなく、半音ずれるところから、ミファの意識で上に弾いたり、戻って
今度はドシの意識で(ミファソラシドシラソミファの最後のミファを転調してドシに変えて)弾き変えたり。

そんなことをしていると、まだまだ覚えたての自分には、いきなり写真プリントするのではなく、暫くはホールトンスケールを便りにあるいは意識しながら、もう少しやってもいいのではないかと。

ちなみにトライアドはスケールを覚える練習をしているうち、やはりスケールを覚えてからの方が、後々良さそうな気がするので、今はスケール覚えに集中している。その中でタマにトライアドを入れてみて、あ、やっぱりスケールが見えてると弾きやすい?的な感覚がある。

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