2011年4月5日火曜日

Macいろいろ

1. Time Machineは使えない。
何故か。ログイン中のユーザ(つまり今この瞬間の自分)のFlile Vaultしたホームディレクトリは、バックアップ対象外だから。じゃあいつやるのか? ログインしていないとき。だからいつなのか? ログアウトしてからログインダイアログが出るまでの間? シャットダウンする間での間? 他のアカウントでログインしているとき? しかもFile Vaultされたディレクトリは丸ごと? 差分関係なし? じゃあ何のために暗号化されてデータが守られることを自慢しながら、一方では1時間置きに自動的にバックアップすることを自慢するのか、胸に手を当てて考えてみれば、やってることがデタラメだということに気づかないはずがない。危なくTime Capsuleを買うところだったが、たまたまビックカメラに在庫が無かったのが幸いした。

何故気づいたかと言えば、HDDを装換して出て来た元々入っていた200GBのHDDが余る格好になったので、まずこれでTime Machineでパーティションを分けて別々のマシンで使えるか試してみたいと思ったので試してみたのだが、そのとき、、そういう警告メッセージが表示されたから。まあ、警告が出るだけ偉いという向きもあるだろうが、何でもかんでもホームディレクトリに保存することこそ、ユーザフレンドリというコンセプトによるデザインの形であろうMacOSXにおいて、500GBに迫るビデオライブラリを、週末かけて編集に没頭しようという時に、
差分も取らずに1時間おきにコピーを取ったらどういうことになるか、言わずもがなというものだ。

2. NAS、その前に、RAID
RAIDといえば、今まで心情的にRAID1しか使ったことがないということもあるだろう、今までRAIDボードが壊れた事は確かにあったが、それでHDDが2つとも消去されたことは経験にない。ところが、それを当たり前だという人がいた。

いやいや。壊れるのはアリでしょう。でもその勢いで両方のディスクを消す? それは義務教育の体育の時間に、準備運動のためのラジオ体操のしすぎで倒れるということでしょうか。あるいはサッカーの試合で、交代を待つ控え選手が、アップのしすぎで倒れるっていうことでしょうか。とはいえ、もしそれが本当なら、RAIDをさらにバックアップする必要があるわけで、そうなると世の中、一体全体、RAIDが何を救ってくれるというのでしょうか。

ということで、かなり悩んだ末、RAIDを放棄することにした。

3. そしてNAS
となると、Mac、Windows、Linuxを同時に動かしながら、バックアップも取りたいとなったら、当然、NASの出番だろう。しかし、これからの電力事情を考えた場合、夏に向けて室温管理がかなり難しくなるのは必至。(これも前から言っていることだが)いよいよ冷蔵庫にサーバルームが必要になるはずだ。しかし結露の問題等もあると思われるので、、、というか自分ごときがそんな庫内の部屋の構造を考えても仕方が無い。東芝さん、よろしくお願いします。

それはさておき、そんな冷蔵庫が急に出て来るはずもなく、扇風機などでしのぐとして、バックアップを考えると、NAS+USBという構成は、何かこうUSBのマウント管理がしっくりこないので、NAS+NASで考えたいのだが、騒音が困る。かといってファンレスや静音物だと中々安くていい物が見当たらない上、本当に放熱は大丈夫なのか?という不安があるので、それではバックアップによる、精神的安静が得られない。

そんな事を考えているうち、本当にNASにメインディレクトリを置いていいのか? PC本体側のディスクを使わなくていいのか?ということに気づいた。例えばMacBook Airはそうはいかない。それは持ち出すためのマシンであり、かといってWebAccessなどはさすがに躊躇われる。まあ、いつか試してみたいとは思うが。Dropboxもレスポンス的に間に合わないこともある。使い分けるのは、何か余程合理的なツールがないと難しい。例えばNASからチェックアウトするような。だが今度は何をチェックアウトすべきかで悩むだろうし、そうするとWebAccessに流れてしまいそうである。いやWebAccessを悪く言いたいのではない。自分が間違いなくセキュリティを保って運用する自信が無いのだ。

4. 結局USBで地道にバックアップ
USBで3.5インチとなると、バックアップ時だけつないで電源を入れればいいのだが、以外とそれは面倒だ。分かっていても、頭が疲れていると、それは出来ないのだ。出来ないと分かっていることをやるのは愚の骨頂である。しかし、バスパワーで利用できる2.5インチなら、iPhoneを毎日抜き差しする要領で、抜き差しすれば(ただしいきなりは抜けないが)、そんなに苦でもないか、と。あとは差分バックアップを取ってくれるツールを探してきて、使いこなせるかどうか。

5. 最後にディスクウォーリア4.1
いろいろ見ているうちにこの評判が実に良く、装換前に感じていたストレスは、実はこれで解消するのではないか、ということで、購入した。これはもう只只、成功を祈るのみ。

6. BootCamp
とりあえずMacBookProでは止める事にしたいと思う。メールの管理に苦労するから。WindowsやLinuxは、デスクトップだと結局UPSを入れないといけないし、それでもせいぜい5分が良いところ。ということで、安いWindowsノートで液晶とバッテリがちゃんとしているものを2〜3万で見つけてくるのが良いのではないかと思っている。それまではLinuxのサーバ系はVMWareかQEMUかFusionで、PlayBookはFusionで、BlackBerry BoldとMeeGoは簡単な開発のお試しレベルはiMacのBootCampで(最悪ファイルが無くなっても良しとする)、そうしているうち、近いうちにMacOSX版がリリースされることを願って。

7. MacOSX 10.7 as Lion
Lionを入れようと思ったのだが、BootCampと同じ理由で見送ることにした。取りあえずテストが必要になったらairを使おう。それ以上に開発環境が必要になったら、そのときに考えよう。

そういえば今月はJavaFX2.0もパブリックベータ?が4月という噂。ただしJavaFX2.0のロードマップ上は、あまりチェックが入っていない。これから追い込みがあるのだろうか。とはいえ、General Availability - H2 2011 に期待している。HTML5が軽々使えたらすごいだろうなあ。

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